サツマイモの産地として知られる埼玉県川越市で、サツマイモをテーマにしたフードフェス「コエド芋パーク」が15~16日、開かれる。同市連雀町の蓮馨寺(れんけいじ)を会場に第3回を数える今回は、計30を超す店舗・団体が参加する。江戸時代から「川越いも」の栽培が盛んに行われてきた歴史と伝統を持つ川越発の催しである上、全国的にも有名な焼き芋専門店なども複数出店するなど、サツマイモファンには注目イベントの一つだ。入場有料制。【さつまいもニュースONLINE編集部】
人気店が目白押し
出店店舗には、焼き芋の「日本一」を決めるコンテストで3度のチャンピオンに輝き、「殿堂入り」を果たした名店「神戸芋屋 志のもと」をはじめ、糖度の高い熟成焼き芋などで知られる「SAZANKA sweet&healthy」や「超蜜やきいもpukupuku」、塩焼き芋で注目を集める「おいもや 農家の台所」、芋ようかんの老舗「舟和」など有名店や人気店が目白押し。
静岡県浜松市からは、ウナギの肥料で栽培したサツマイモのブランド「うなぎいも」を使ったスイーツや大学芋などを販売する「うなぎいもストア」も参加する。
近年のサツマイモ人気で、ねっとりやしっとりなど、さまざまな食感の焼き芋が新たに台頭し、好みやトレンドが多様化している。そうした中、関係者によると、「ほくほく系」のサツマイモの魅力もあらためて発信していくという。
関連イベントも充実
物販以外にもステージイベントや体験イベントも充実。
ステージイベントでは、「さつまいも芋美体操」(15日午前11時)を皮切りに、「おいもの紙芝居」(同日午後1時45分)、同県飯能市の「ムーミンバレーパーク」から着ぐるみのムーミンが来場する催し「ムーミンがやってくる」(16日午前11時、午後0時半)などを予定。
体験イベントでは、サツマイモのツルを使った春のリース作り体験(材料費500円)などが行われる。
気になる入場料は
蓮馨寺の境内や駐車場を会場に会期中、いずれも午前10時から午後4時まで開催する。
入場料は前売り券・当日券ともに税込み500円。ただし中学生以下は無料。前売り券の販売は14日午後6時まで。