ファミマの「焼いも」 今年は全国3千店超で販売へ 店内オーブンで焼き上げ

 コンビニ全国大手のファミリーマート(東京都港区)は11月から、全国3千店舗超で国産のサツマイモを使用した「焼きいも」の販売をスタートさせた。地域や時期ごとに紅はるか、シルクスイート、紅まさりなどを使用し、店内の専用オーブンで石焼きにして提供する。

 ファミリーマートでは、2019年に一部店舗で実験販売に着手。女性客を中心に支持を集めたことから徐々に拡大してき、2021年で約2600店舗で、4年目となる今年2022年は3250店まで広げた。

 使用するサツマイモは収穫後約1か月程度貯蔵することで「さつまいもに含まれるでんぷん質の糖分への変化(=糖化)を促し、甘みとしっとり食感につながる粘りをさらに高めた」(ファミリーマート)という。一部店舗では台湾蜜いもも使用する予定だ。

 商品の「焼きいも」の販売価格は税込み268円。販売店舗は順次拡大予定で、店舗一覧は公式HP内のページ(https://www.family.co.jp/campaign/spot/2211_yakiimo/list.html)から確認できる。【さつまいもニュースONLINE編集部】