柿ピーではありません…「ありそうでなかった」新感覚おつまみ発売へ

 米菓「柿の種」とピーナッツを合わせた「柿ピー」は人気商品として定着しているが、熟成焼き芋からつくった芋ケンピとピーナッツを組み合わせた「おつまみけんピー」と題したアイテムがこの春、発売される。仕掛けるのは、長野県内でサツマイモのスイーツ専門店「おいも日和」を展開する「ねんりん」(長野県松本市)。味付けも「うま塩バター」「わさび醤油」など塩気のあるフレーバーを用意。「ありそうでなかった」を攻めた新感覚のおイモアイテムがお目見えする。【さつまいもニュースONLINE編集部】

■浮かび上がった"意外"な実態

 「おつまみけんピー」は同社が顧客に聞き取り調査をする中で、「女性が好んで食べているのでは」という当初の想定を覆し、男女問わず酒のつまみとして消費される実態が浮かび上がったのが、発想のきっかけになったという。

 ねんりんでは「おいも日和」の運営ほか、自社農園でサツマイモを栽培。「おつまみけんピー」では、その自社で丹精した紅はるかを使用。甘さが引き出されるまで専用の蔵で寝かせ焼き上げた熟成焼き芋を細さ4mmにカットし、菜種油で高温でカリッと揚げて芋ケンピにした。

■「贅沢七味」など味付け4種展開へ

 芋ケンピの味付けも工夫を凝らす。同じ長野県の老舗で七味唐辛子メーカーの唐辛子を使った「贅沢七味」をはじめ、「クワトロチーズ」「うま塩バター」「わさび醤油」のフレーバーを展開する予定だ。

「わさび醤油」味のパッケージ

 また芋ケンピと合わせるピーナッツは、芋ケンピの各フレーバーの塩気と相性のよいバターピーナッツを使用する。

 芋ケンピの長さや、芋ケンピと落花生の比率など、試作を重ねたという。おイモが元々持つ甘味、歯ごたえ、ピーナッツの後味などを総合的に勘案し、「おつまみ」としての味わいを重視し、「ありそうでなかった芋ケンピのおつまみ商品」(同社)が完成した。

 「手土産や身近な方への贈り物としても使用していただきやすいように、オリジナルのパッケージに包んで提供いたします」と同社。

 さつまいもニュースONLINE編集部の取材に対し、4月中旬からの店舗販売を開始する見込みと説明。今後については、おいも日和のオンラインショップでの販売も視野に入れているという。

■累計約10万袋以上の販売実績も

 同社の運営するおいも日和では、自社の加工場でつくったオリジナルのサツマイモスイーツをさまざま展開。芋ケンピについては累計約10万袋以上の売り上げ実績もあるという。

 そんな同社が提案する「ありそうでなかった」を攻めた新感覚の「おつまみけんピー」。多くのサツマイモファンに新たなおイモのアイテムとして受け入れられるか。この春、注目の新商品の一つとして異彩を放っている。