思わず手が伸びた デイリーヤマザキで出会った安納芋のシベリア


カステラの生地であんやようかんをサンドイッチのように挟んだシベリアという菓子をご存じでしょうか。2013年に公開されたスタジオジブリ作品の「風立ちぬ」の中で登場したことでも知られますが、そんなシベリアをめぐり、興味深いアイテムを見つけました。山崎製パンの「安納芋シベリア」です。一般的にシベリアで使われるのは、あんにしろようかんにしろメーンはアズキが多いですが、ここで使用されているのは、安納芋入りのあんを使ったようかん。味わわずにはいられず、手を伸ばしました。【さつまいもニュースONLINE編集部】

こちらもおすすめ:ヤマザキ「さつまいものずっしりパイケーキ」販売が続く納得の訳



「デイリーヤマザキ」で購入

「安納芋シベリア」は、山崎製パンの社内カンパニーがフランチャイズ展開するコンビニエンスストア「デイリーヤマザキ」で見つけ、購入しました。

まず、驚かされたのはパッケージです。手に取って持ち上げてみると気づくのですが、外装の袋の中に、さらにプラスチック素材の透明な内箱にシベリアが収められていました。


コンビニのパンでこのようなパッケージがされているのは、珍しいと思いましたが、開封してみると、その理由が納得できました。

それは、ふわふわのカステラの存在です。


蒸しパンやシフォンケーキよりかは弾力がありますが、ふんわりとしたカステラを維持するには、内箱を必要としたのもうなずけるように思いました。

上品な甘みの中に安納芋らしい香り


味わいでも、このカステラが重要な役割を果たします。

安納芋を使用したあんによるようかんは、上品な甘みの中に安納芋らしい香りが感じられる仕上がり。それに卵感がおいしいカステラと合わさることによって、甘さに程よく抑制がきき、香りを楽しみながら食べ進めることができました。


ポイントとなる香りについてですが、あんをよく見てみると、茶色い微細なかけらが発見できるのですが、これはおイモの皮とのこと。これも香りの元になっているのかもしれません。


あんとカステラの絶妙なバランス

入り個数は、3個。せっかく内箱もあるので、1個ずつ時間をおいて食べようと思ったのですが、前述したとおり、あんとカステラのバランスがよく、一気に食べてしまいました。

ペアリングした飲み物は、温かいほうじ茶で、とてもよく合いました。あんとカステラが絶妙なバランスで成立している安納芋シベリア。デイリーヤマザキを見つけたら、また、リピートしてみたいと思えるおイモのアイテムでした。