重さ3キロのスイートポテトも登場!伊豆・村の駅で三島甘藷祭り


静岡県三島市の「伊豆・村の駅」で11月30日まで同市のブランド芋・三島甘藷(かんしょ)をテーマにした「三島甘藷祭り」が開かれている。焼き芋やスイーツとさまざまなアイテムでおイモの魅力を伝える催しだ。総重量約3キロのスイートポテトも予約販売で登場している。伊豆・村の駅は「三島甘藷の美味しさをおなかいっぱいお楽しみください」としている。【さつまいもニュースONLINE編集部】
※甘藷(かんしょ)…サツマイモのこと

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焼き芋やスイーツなど15品登場

三島市によると、三島甘藷は三島の佐野地区で火山灰地などの特性を生かして栽培が続けられてきたサツマイモ。紅はるか、紅あずま、紅高系―の3品種がある。

そんな三島甘藷をテーマにした今回の催しでは、焼き芋やスイーツなど15種類のアイテムが登場している。

中でも目を引くのが、総重量約3キロの「三島甘藷の超おっきなすいーとぽてと」だ。伊豆・村の駅の農産物直売所内で販売している。

左が300グラム、右が3キロのサイズ

「三島甘藷の存在を広く知ってもらい、大勢でみんなで味わってもらいたい」(伊豆・村の駅)との思いを込めて考案したという。電話か店頭での予約を受けて販売する。価格は税込み7777円。

編集部の取材に対し、伊豆・村の駅は「土日祝日に1点のみ原点販売することもある」としたが、受け取りの2日前までの予約を呼びかけている。

超おっきなすいーとぽてとと比較すると小ぶりなものの、それでもボリュームのある300グラムの「三島甘藷のおっきなすいーとぽてと」も販売中。価格は同800円だ。

じっくりとつぼ焼きした焼き芋も

三島甘藷のおいしさを引き出すため、じっくりとつぼ焼きした「三島甘藷のつぼ焼き芋」も用意。価格はサイズに合わせて、同400円から。


ひんやりの冷スイーツでは、「THIS伊豆SHIITAKEバーガーキッチン」で、三島甘藷を使ったソフトクリームを販売。「三島甘藷ソフト」(税込み450円)と、つぼ焼き芋を添えた「三島甘藷つぼ焼き芋プレミアムソフトクリーム」(同500)がある。


卵専門店の「TAMAGOYA」がふわふわのパンケーキに三島甘藷のスイートポテトクリームを絞るなどした「三島甘藷すいーとぽてとパンケーキ」(同1480円)をはじめ、プリンやロールケーキなどを多彩に提案。



三島甘藷生かしたパンやおかずも

地域の素材を生かしたベーカリー店「朝日屋ベーカリー」でも、三島甘藷の魅力を発信する「三島甘藷まんぷくどら焼き」(同384円)ほか、サンドイッチやデザートコッペパンを販売する。


三島甘藷を生かしたおかずのメニューも展開。農産物直売所で「三島甘藷てんぷら」(同380円)、「三島甘藷みしまコロッケ」(同290円)を販売中だ。


三島甘藷祭りは、会期は11月30日まで。開催時間は、店舗の営業時間に準じる(伊豆・村の駅の営業は午前9時から午後5時。年中無休)。商品によって売り切れ次第終了する。


特大サイズを皆で味わってほしいというコンセプトがとても楽しい試みだと思いました。人気漫才コンビのミルクボーイさんが漫才冒頭のいわゆる「つかみ」で「こんなんなんぼあってもいいですからね」というのがありますが、おイモファンにとって、スイートポテトは「なんぼあってもいいですからね」といえます。伊豆・村の駅を取材すると、標準サイズのスイートポテトの販売も予定しているそうで、早ければ月内にもお目見えするとのこと。何らかの形で総重量約3キロの「三島甘藷の超おっきなすいーとぽてと」も存続し続けて、おイモファンを喜ばせてほしいと思いました。