食材宅配サービス大手のオイシックス・ラ・大地(東京都品川区)はこのほど、焼き上げる際にはじけるなどして規格外となった焼き芋をアップサイクルした「パンク焼き芋」シリーズの第3弾商品を発表した。初夏に合わせた冷製スープ「パンク焼き芋のほのあまスープ」で、オイシックスは「朝食代わりやディナーのお供として、新しい焼き芋体験を楽しんで」と説明。13日から販売をスタートさせる。【さつまいもニュースONLINE編集部】
パンク焼き芋のほのあまスープは、国内最大規模のサツマイモ専業食品会社「 カルビーかいつかスイートポテト」(茨城県)とタッグを組んで展開する「パンク焼き芋」と題したシリーズの第3弾。
気温が上昇してくる初夏に合わせ、「サラッと口あたりよく仕上げた冷製スープ」(オイシックス)だ。
かいつかが供給する、茨城県産紅はるかで規格外となった焼き芋を活用。オニオンソテーと合わせ、ほのかな甘味とさわやかな塩気が口の中にふわっと広がる、やさしい後味に仕上げたという。
「湯せんして温かいスープでも」
オイシックスは「冷製スープとしても、また湯せんして温かいスープとしても楽しめる一品」と説明。「焼き芋の素材本来のおいしさを活かした新しいおいしさを楽しんでいただきたい」とした。
6月13日午前10時に販売開始し、価格は税込み410円。冷蔵で届ける。
パンク焼き芋シリーズの取り組みを通じ、年間約4トンの規格外焼き芋のフードロス削減につなげる考えだ。