「パンク焼き芋」シリーズから第2弾が登場 オイシックスなど


食材宅配サービス大手のオイシックス・ラ・大地(東京都品川区)はこのほど、焼き上げる際にはじけるなどして規格外となった焼き芋を商品化した「パンク焼き芋」と題したシリーズの第2弾商品の販売をスタートさせた。焼き芋を生地に練り込んで仕上げた「もっちりニョッキ」と、焼き芋を唐揚げと韓国風の旨辛ソースに合わせた「旨辛ヤンニョムチキン」の2商品だ。【さつまいもニュースONLINE編集部】

規格外となった「パンク焼き芋」のイメージ

【過去の記者会見の様子】【現場発】カルビーかいつかとオイシックスが初タッグで「パンク焼き芋」


カルビーかいつかとタッグ

「パンク焼き芋」シリーズは、国内最大規模のサツマイモ専業食品会社「カルビーかいつかスイートポテト」(茨城県かすみがうら市)とタッグを組んだ取り組み。
焼き芋が製造される過程で、熱をため込んで爆発してしまうなどしたサツマイモを有効活用し、1月に第1弾としてスイーツやサラダなど4点を発表し、順次販売していた。

第1弾を発表した際の記者会見=2024年1月、東京都千代田区

そのシリーズ第2弾となるのが、「パンク焼き芋のもっちりニョッキ(濃厚チーズソース)」と「パンク焼き芋入り旨辛ヤンニョムチキン」の2商品だ。

濃厚チーズが包み込むニョッキ

もっちりニョッキは、規格外の焼き芋を皮ごと生地に練りこみ、丸い形のもっちりとしたニョッキに仕立てた。


焼き芋の甘さを濃厚なチーズソースが包み込み、アクセントにピリリと爽やかなブラックペッパーを加えた。

「耐熱皿に入れてチーズをのせて焼けばチーズグラタンとしても楽しめます」と同社。

価格は、税込み670円。

唐揚げと焼き芋に旨辛ソース合わせ

ヤンニョムチキンは焼き芋を唐揚げと辛さがクセになる韓国風の旨辛ソースに合わせた。


「焼き芋の甘さがヤンニョムチキンの辛さをまろやかにしながら引き立てる、絶妙なコラボレーションが楽しめる」と同社。

お好みでさらにチーズを追加して食べるのもおすすめという。

価格は、同788円。

食品への活用、その量は?

これまで捨てられていたものに付加価値をつけて、商品化するなどすることをアップサイクルと呼ばれる。

同社によると、今回のアップサイクルで、一袋あたりで、もっちりニョッキ(一袋180グラム)で32グラム、ヤンニョムチキン(同195グラム)で100グラムーーがそれぞれ食品としての活用につながっているという。