2021年産の全国作付面積 過去10年で最少に 農水省統計

 サツマイモの2021年産の全国作付面積は、前年産比2.2%減の約324平方キロメートルだった。18年産以降、3年連続のマイナスで、過去10年間(2012~21年産)で最少となった。農水省がこのほど、作付けなどに関する調査結果を公表した。

 地域別は、鹿児島県が103平方キロメートルと最多で、全体の約32%占めた。茨城県が72平方キロメートル、千葉県が38平方キロメートルと続いた。前年産と比べる増減率は、鹿児島県が6%減、茨城県が3%増、千葉が4%減だった。

 作付面積の調査は全数調査で、サツマイモを扱っているすべての農協、でんぷん工場などの関係団体から調べたという。【さつまいもニュースONLINE編集部】