パウダー化した紅天使を初の商品化 朝食にも合う甘さ控えめの「天使のポタージュ」

 

 菓子大手・カルビー傘下のサツマイモ専門加工メーカー「ポテトかいつか」(茨城県かすみがうら市)はこのほど、同社のサツマイモブランド「紅天使」を使った粉末状のスープ「天使のポタージュ」をオンラインショップなどで発売した。紅天使は焼き上げることで最高糖度47度にも上る濃厚な甘さなどが特長だが、素材の良さを生かしつつ、隠し味にチーズを用いて甘さ控えめのポタージュに仕上げたという。

甘さ控えめで食事やパンにも合わせやすく仕上げた

 天使のポタージュは、紅天使を皮ごとパウダー状にして使用。紅天使をパウダー化して商品化した例は今回が初といい、12回に上る試行錯誤を重ね、1年越しで完成させた。紅天使の素材を楽しめる一方、甘さ控えめで食事やパンにも合わせやすく調整してつくりあげた

オンラインショップでも購入可能で、1箱4袋入り


 1箱4袋入り。調理法は、カップに袋を開け、熱湯150mlを注ぎ、30秒ほどかき混ぜるのみ。税込み540円。

 購入は同社が茨城や千葉、神奈川で運営する「蔵出し焼き芋かいつか」全6店のほか、オンラインショップで購入可能という。

「蔵出し焼き芋かいつか」の店舗

 「ポテトかいつか」(茨城県かすみがうら市)は1967年創業。さつまいも卸売問屋として、焼き芋販売業者向けを中心に営業を開始したのがルーツとされる。国内最大級のサツマイモ取り扱いで知られ、海外向けにも販売網を広げる。「蔵出し焼き芋かいつか」での店舗事業や通販事業でも顧客を開拓。2020年から菓子大手カルビーグループに傘下入りしている。【さつまいもニュースONLINE編集部】

 「蔵出し焼き芋かいつか」の「天使のポタージュ」ページ=https://www.kuradashi-yakiimo.com/shop/g/gTP1001/