【特報】日本最大級のサツマイモの祭典「さつまいも博」来年2月に開催へ 過去最多出店も 

 日本最大級といわれるサツマイモのイベント「さつまいも博」を手がける実行委員会がこのほど、「さつまいも博2023」を来年2月22~26日の計5日間、「さいたまスーパーアリーナ」に隣接する広場「けやきひろば」(埼玉県さいたま市中央区)で開催する、と発表した。今年2月の開催では新型コロナウイルス感染症拡大防止への配慮から入場制限も設けられる中、主催者発表で5日間で3万人が来訪した。底堅いイモブームが続く中、2023年のサツマイモ人気に火をつける熱いイベントになりそうだ。

「さつまいも博2022」では5日間で3万人が来訪

 さつまいも博は、サツマイモにまつわる作り手と売り手、さらに買い手が全国から一堂に会することから日本最大級とされるサツマイモの祭典として知られる。さまざまな産地や店舗の焼き芋が楽しめるため、ファンなどから「焼き芋イベントの総本山」といわれることもある。今回は、過去最多の30店舗の出店を見込んでいるという。

■日本の各地にスポットを当て「深堀り」
様々な店の焼き芋やスイーツが味わえる(過去の様子)

 今回で3回目を数えるさつまいも博では、「今までよりも日本の各地にスポットを当てて深堀り」(実行委)するとしており、サツマイモ産地として聞きなれない地域の産品や、あまり広く知られていないイモのご当地料理なども紹介する予定という。実行委は「今まで知らなかったサツマイモの新たな魅力を、見つけに来てください」と呼び掛けている。

 会期中にイベントもサツマイモファンを夢中にさせる数々の企画も計画されており、独自性のある取り組みに汗を流すサツマイモ生産者を紹介する「日本さつまいもサミット」では、優れた生産者をたたえる「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」、イモにスポットを当てた「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」の2022年-2023年の受賞者の紹介が行われる。

■全国やきいもグランプリに「参戦」店舗は過去最多

 また、現在の第4次といわれるサツマイモブームをけん引する焼き芋を巡り、「全国やきいもグランプリ」と題した企画を今回も実施予定だ。全国の店舗・事業者から参加申し込みが多く集まったといい、実行委の選考を経て、計26店舗がチャンピオンを目指し、会期中に火花を散らすことになるという。詳しいメニューなどは今後発表される予定。

 実行委によると、開催時間は各日午前10時~午後6時。新型コロナの感染拡大防止に配慮しながらイベントを行うという。【さつまいもニュースONLINE編集部】

さつまいも博の公式ホームページは、 https://imohaku.com/