【レビュー】キャメル珈琲(東京都世田谷区)が手がける「カルディコーヒーファーム 」の人気商品で、トーストに塗るだけでメロンパンやカレーパンの食味が楽しめる「ぬって焼いたら」シリーズをご存じでしょうか。同社が今月2日に発売した数量限定のオリジナルバッグ「ウィンターバッグ」の中に、同シリーズの新作「スイートポテト」が入っていました。「これは」と思い、試食しました。
開封したとたん、甘い香りが広がる
「ああ、おイモだ…」。商品を開封すると、おイモの優しい香りがふわっと食卓に広がりました。ただ、よく香りをかぐと、生クリームのようなクリーミーな感じもあり、総体としてはやはり、おイモというよりもスイートポテトの名がふさわしい印象でした。
■クラッカーに載せてトーストしてみる
商品は食パンなどに塗る「スプレット」と呼ばれるアイテムになりますが、少し工夫して味わってみたいと、クラッカーと合わせてみることにしました。同じくカルディで販売しているヨーテボリーというスウェーデンで販売されている「サリナスクラッカー」という商品に載せて、トースト。
クラッカーにスプレットを塗った状態
温めること2分弱。いざ食べると、「あれ!?」。焼き加減が過ぎたようで、おイモの香りがほんのり残る程度。食感もベタっとした感じで、クラッカーも少し焦げてしまっていました。「こんなはずでは」と、再びトライ。
表面がフツフツする程度がちょうどよい焼き上がりになりました
再トライして程よくトーストできました
スイートポテトの香りをきちんと表現しながら、絶妙に程よい甘さ。コーヒーや紅茶にぴったり合うアイテムに思えました。何より塗って少しトーストするだけで、すぐに味わえる簡単、便利さを備えている点が素晴らしいです。
スイートポテトは冷蔵庫に常備できませんが、この「ぬって焼いたら スイートポテト」はストックしておくことは難しくないでしょう。賞味期限の面からも、12月購入分で2023年7月と来夏まで持つそうです(間違いなく年内に使い切ってしまいそうですが…)。
カルディのウィンターバッグ
■自由に購入できる日を切望
ただ、そもそもウィンターバッグ自体が大変人気で、12月2日の発売直後からのオンライン販売は「在庫完売」の状態が続いている模様(12日現在)。「ぬって焼いたら スイートポテト」は現状でも手に入れるのが極めて難しい「幻の味」ともいえます。ぜひ、いつでもだれでも自由に購入できる日が訪れることを切望します。その意味でも、これからの動向に期待大のアイテムでした。【さつまいもニュースONLINE編集部】