お芋スイーツの冷凍自販機を初設置 種子島産安納芋のプリンも 季の福

 フランチャイズ店舗の経営などを手がける武嶋(大阪府大阪市浪速区)はこのほど、お芋スイーツの冷凍自販機を奈良県香芝市内に設置した。フルーツ大福などを手がける同社事業の「季の福(きのふく)」の取り組みの一環で、お芋スイーツでの冷凍自販機の設置は今回が初めて。

奈良県香芝市に設置したお芋スイーツの冷凍自販機(右端)

 同社は「季の福」として、奈良、三重、大阪の1府2県で展開し、フルーツ大福やどら焼きなどを販売している。今回、初めて設置したお芋スイーツの冷凍自販機は、昨今のサツマイモ人気などを踏まえて導入したという。

 設置場所は、奈良県香芝市磯壁の「季の福」香芝工場前。24時間販売のため、売り切れにならない限り、いつでもコンビニ感覚で買いに訪れることができるという。

 販売アイテムは、人気品種の安納芋、紅はるかを使用。安納芋濃厚プリン(2個入り520円)や安納芋生スイートポテト(2個入り500円)、紅はるか大学イモ(490円)、安納芋サーターアンダギー(240円)、紅はるか焼き芋(290円)、紅はるか焼き芋大福(2個入り500円)ーの6種類。

種子島産を使った安納芋濃厚プリン

 さらに「福の詰合せ」(基本、焼き芋大福、大学イモ、濃厚プリン、生スイートポテトの4種入り1000円)と題したお得な詰め合わせ商品も用意した。

 看板商品は安納芋濃厚プリンといい、本場・種子島産の安納芋と生クリームをたっぷり使用した。同社は「常温で溶かしながら、濃厚アイスのような新感覚で食べるのもおすすめ」としている。

■ラインナップ充実にさらなる設置も

 同社の武嶋純社長は「今後はお芋チーズケーキ、お芋のパンプディング、お芋タルトなどお芋スイーツの商品のラインナップを充実させたい」と意気込む。お芋スイーツの冷凍自販機を巡っては、奈良、三重の両県でさらなる設置を予定しているという。【さつまいもニュースONLINE編集部】