品川やきいもテラスは、2017年に初開催して以後、19年まで続き、現在の焼き芋ブームの人気拡大に大きな役割を果たしてきたとされる人気の催し。コロナ禍前の19年の来場客数は、7日間で5万8000人(主催者側発表)に上っていた。
主催者側の関係者によると、2023年開催はメニューは約100種類に上る見通しという。「今回もたくさんの種類をご用意しますので、ぜひ、いろいろな味を食べ比べていただきたい」としている。
サツマイモの品種についても「あやこまち」「とみつ金時」「金のいも」「すずほっくり」「早雲蜜芋」…などと20種類超が登場する予定という。焼き方も定番の石焼きや壺焼きなどさまざまな違いが楽しめるようになっている。
過去の開催では、「華むらさき」「旭勘⼗郎」「なんたん蜜姫」「超蜜やきいも」などの品種がお披露目された経緯があり、主催者側は「今年もデビューするルーキーがいます!お楽しみに」と予告している。
若年層を中心に人気が高まっているお芋のスイーツやメニュー、ドリンクなどさまざま登場する。サツマイモを知り尽くした焼き芋のプロがつくる絶品や、限定のメニューが会場を盛り上げることになりそうだ。
■イベント盛り上げようと焼き芋店同士がスクラム
開催にあたっては、出店者同士で、メニューかぶりをしないように工夫したり、お互いの技の情報交換をしたりと焼き芋店同士がスクラムを組み、準備を進めてきたという。
また、安心安全に楽しんでもらうように入場に際して有料の事前予約制を初めて導入する。参加費用は500円で、小学生以下は無料。事前予約の方法や出店情報などの詳細は来年1月中旬に発表する。
イベントは、「品川シーズンテラス」が主催し、「品川シーズンテラスエリアマネジメント事務局」と、イベントや動画制作などを手がける「タノシナル」(東京都江東区)の企画。【さつまいもニュースONLINE編集部】