人気お芋スイーツずらり「おいもと私の七日間」伊勢丹新宿店で初開催


 サツマイモを主役の素材にしたスイーツが一堂に会する催し「ほくほくねっとり おいもと私の七日間」が18日から伊勢丹新宿店(東京都新宿区)で初開催される。全国の人気店11店舗が出店し、各店自慢の焼き芋やお芋スイーツを販売する。入場無料。24日まで。

 焼き芋をはじめ、芋けんぴ、芋タルト、大学芋、スイートポテトパイなどと幅広いアイテムを揃えた。同催しの特設ページでは、バイヤーおすすめの焼き芋やさつまいもスイーツ6選も紹介。

 その一つが「銀座 芋山」の「生搾り芋モンブラン 」(税込み1001円)。芋のモンブランペーストは、収穫後に1か月以上の熟成を経て糖度を高めた茨城県旭村の「旭甘十郎 紅はるか」と、日本有数の糖質系サツマイモといわれる石川県金沢市の「五郎島金時」の2種を使用。「濃厚な味わいと溶けるようなくちどけが魅力」(同店)という。

「銀座 芋山」の生搾り芋モンブラン

 「&OIMO TOKYO」は熟成させたサツマイモを餡のベースにした「蜜芋たい焼き」(3個入り、同1381円)を販売する。フレーバーは、蜜芋プレーンとリンゴ&クリームチーズに加え、パティシエらがコラボレーションした催事限定のショコラ味の計3種が楽しめる。

「&OIMO TOKYO」の蜜芋たい焼き

 「OIMO cafe」はご当地の「富(とめ)の川越いも」ブランドの各種焼き芋(100g324円~)を実演販売する。同店は、埼玉県入間郡で300年以上続くさつまいも農家が営むカフェで、専任の「芋師」がイモの種類や熟成度を見極めつつ、1本1本焼き上げる。食べ比べセット(税込み2001円)も用意されるという。

「OIMO cafe」の焼き芋

 提携農家と土づくりから考え、こだわりぬいた産地直送のサツマイモを使った焼き芋やお菓子づくりに取り組む「蜜香屋SUNAJI」は、タルト生地にサツマイモのコンポートを載せた「タルト金時」(3個入り・同1291円)を実演販売する。サクサクのタルトと、ホクホクですっしりとしたイモの食感が注目のアイテムだ。

「蜜香屋SUNAJI」のタルト金時

 「川越ベーカリー楽楽」は熱々トロトロの「サクとろスイートポテトパイ」 (1個・同401円)を実演販売する。甘い焼きからスイートポテトを仕立て、バターたっぷりのパイに加えている。フィリングとしてともに詰め込んだレモンクリームや煮りんご、レアチーズがサツマイモの甘さにさわやかさを添えた逸品だ。

「川越ベーカリー楽楽」のサクとろスイートポテトパイ

 サツマイモにこだわった菓子をつくり続ける「芋菓子匠 嶋屋」は、看板商品の大学芋「名物あべのポテト」(1箱・同810円)を店内製造して販売する。九州産「シルクスイート」など糖度の高い国産サツマイモを綿実油でじっくりと揚げて仕上げ、特製の氷砂糖蜜をたっぷりと染みこませて仕上げているという。

「芋菓子匠 嶋屋」の”名物あべのポテト”

 会場は、同店本館地下1階のフードコレクション。【さつまいもニュースONLINE編集部】