春の訪れ感じながら焼き芋いかが 京王百草園で梅まつり開催へ


 京王電鉄(東京都多摩市)が運営する日本庭園「京王百草園(もぐさえん)」(日野市)で2月4日から開催される「梅まつり」で、焼き芋の販売が行われる。同園は50種500本の梅が植わり、都下でも有数の梅の名所。1月下旬現在、早咲きの梅は花開いているといい、春の訪れを感じながら焼き芋を楽しめる機会となりそうだ。焼き芋販売は、3月12日までの会期中、すべての日で販売予定という。

園内の様子(京王電鉄提供)

 同園の梅まつりは毎年恒例の催し。約2万6千平方メートルの園内には、一つの花に白と紅色の花びらが混在する梅「思いのまま」など、約50種500本の梅が植わっている。園内施設の「松連庵」(しょうれんあん)前には樹齢300年を越す「寿昌梅(じゅしょうばい)」といわれる名木もある。

 そんな同園の梅まつりで行われる焼き芋販売は、梅まつりの会期中、全日午前11時ごろに焼き立てを販売する予定。

園内の梅の様子(京王電鉄提供)

■閉演時間延ばし、梅のライトアップも

 その他、梅まつり期間中は多彩なイベントをさまざま実施する。2月18~19日、23~26日の計6日間は閉園時間を19時まで延長して梅の木のライトアップを予定。

 2月23~24日、3月2~3日の計4日間は平安時代の貴族気分を味わえる「貝合わせ」や「投扇興」の体験イベントを事前申込制の参加費1500円(和菓子代込み)で実施する。2月16日から3月5日まで、ひな人形やつるしびなの展示もある。

貝合わせのイベントも予定(京王電鉄提供)

■京王タクシー利用で、手作りの梅干しプレゼント

 また、同園までのアクセスで、聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅から京王グループの京王タクシーを利用して来園した人には、京王百草園手作りの梅干しがプレゼントされるという。

 同園は、梅まつりの2月4日から3月12日までの会期中無休。開園時間は午前9時から午後5時までで、ライトアップ予定日は19時まで延長される。入園料は大人が300円、子どもが100円。

 園内には駐車場がないため、同園は電車利用を呼び掛けている。電車でのアクセスは、京王新宿駅から特急利用の上、府中駅乗り換えで35分ほど。【さつまいもニュースONLINE編集部】