「熟成焼き芋Land＆potato」（群馬県）のブースで出会ったのは、「スイートポテロン」。蜜芋にバタークリームを混ぜ、ペースト状にしたスイートポテトをマカロン生地でサンドしたものだ。プレーンとショコラの2種類がある。
地元の洋菓子店とタッグを組み、1年ほど前に発売し人気商品に育ったという。「おイモの素材を生かしたい」と、驚くことにスイートポテトには砂糖不使用とのこと。イモ本来の甘み、香りを存分に楽しめる逸品だ。
編集部員の一言：「プレーン（写真右）はトッピングのゴマがアクセントで効いていて、香ばしさも楽しめました」
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塩に着目してユニークな提案をしていたのが、「やきいも 農家の台所」（東京都）の「塩やきいも」だ。長時間熟成させて甘みを引き出したべにはるかを使用。焼き上げの途中にフランス産岩塩をつけ、元々甘いおイモの甘みを塩味でさらに引き立てているという。
そんな塩やきいもを使って提案するのが、「塩やきいもバスクチーズケーキ」だ。皮も含めて塩やきいもがバスクチーズケーキの中にふんだんに入っており、「『塩やきいも』をしっかりと感じられるようにした」と同社。小袋で”追い塩”も添えられており、好みを調節して食べられるのも楽しいポイントだ。
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昨年のさつまいも博2022で全国やきいもグランプリの準グランプリも受賞している「京都芋屋 芋と野菜」（京都府）のブースで、目を引いたのは、「京風蜜芋カステラ」だ。
同社は焼き芋へのこだわりだけでなく、社内にパテシィエを擁し、スイーツの提案にも力を入れているという。京風蜜芋カステラもそのパテシィエが一つ一つ、丁寧に焼き上げているという。
京都産の日本酒が香るカステラ生地には自慢の焼き芋をふんだんに敷き詰めており、同社は「ねっとり甘いおイモと、しっとりふわふわの生地を楽しんでもらえれば」とアピールしていた。
