おイモの「頂上決戦」開催へ "べにはるか"生みの親に生産者ら挑む


 さいたま市内で2月22日から開かれる国内最大級のサツマイモイベント「さつまいも博2023」で、実行委はこのほど、「さつまいも頂上決戦」の開催予定を明らかにした。サツマイモ研究の第一人者で「べにはるか」の生みの親といわれる山川理さんと、「日本さつまいもサミット」の各受賞者がそれぞれ丹精したイモの焼き芋を食べ比べ、「頂上」を巡って争う。開催は25日午後で、さつまいも博を訪れる予定のサツマイモファンの来場計画にも影響を与えそうだ。

さつまいも博の過去開催の様子

 山川さんは農学博士で、九州沖縄農業研究センターに長年勤務し、サツマイモやイチゴの新品種の育成に尽力。同センターでは、所長も歴任した。高い糖度とねっとりした食感で焼き芋ブームをけん引する「べにはるか」の生みの親として知られ、さつまいも博の名誉実行委員長も務める。

 さつまいも頂上決戦では、そんな山川さんが育てたイモと、「日本さつまいもサミット」で「さつまいもオブ・ザ・イヤー」を受賞した生産者・団体計4者が自慢のイモを持ち寄り、焼き芋による食べ比べを行う。

過去開催の様子

 決戦は2部制で実施。前半が「べにはるか対決」、後半が「その他品種対決」となる。

 「べにはるか対決」では、山川さんと、「SAZANKAFARM/サザンカ営農組合」(宮崎県宮崎市)がべにはるかの焼き芋を巡り、一騎打ちで争う。

 「その他品種対決」では、山川さんの「安納べに」に対し、市毛農園(茨城県鉾田市)の市毛誉さんが「シルクスイート」、長崎五島ごと(長崎県五島市)が「安納べに」、砂坂展恵さん(鹿児島県熊毛郡中種子町)が「安納黄金」で挑む構図だ。

 さつまいも頂上決戦は、25日午後2時から開催予定。
審査方法などの詳細は明らかにされていないが、同実行委のツイッターアカウントでは、当日の審査に加わるサツマイモ好きの人などを募っている。

■入場有料制、当日券は販売中止の場合も

 さつまいも博は、入場有料制。前売り券は、各日で滞在時間2時間の指定時間制で税込み600円(ただし、各日16~18時の枠は同400円)。指定時間の枠内であれば再入場可。

 当日券(800円)もあるが、実行委によると、混雑状況によって販売中止する場合もあるといい、前売り券の購入を推奨している。【さつまいもニュースONLINE編集部】