しょうゆ使ったおイモのチップスとプリン スイーツ店が老舗とコラボ

 群馬県館林市のお芋スイーツ専門店「菓処 芋いつも」はこのほど、同じく館林市で創業150周年の歴史を持つ老舗「正田醤油」のしょうゆとコラボレーションしたおイモのチップスとプリンをそれぞれ発売した。「食べた瞬間に広がる醤油の濃厚な香ばしさと、さつまいも本来のおいしさを楽しめるお芋スイーツが実現した」(芋いつも)といい、地元・館林の新たな名物スイーツとして発信したい考えだ。

 「芋チップス 正田醤油」と「芋いつもプリン 正田醤油」を18日からそれぞれ販売開始した。

 芋いつもは、総合ビルメンテナンス事業などを手がける「オオラ美装」(群馬県邑楽町)が2021年にオープンさせたお芋スイーツ専門店。

芋いつもの店舗

 これまでも「正田醤油」のしょうゆを活用したアイテムを企画・販売してきたが、「館林をはじめ群馬県をさらに盛り上げていきたい」と今回のコラボが実現した。

 「芋いつもプリン 正田醤油」は、焼き芋から丁寧に裏ごしした「芋いつもプリン」に、正田醤油の伝統的な製法でつくられた「特撰丸大豆醤油 二段熟成」を使用。「濃厚なサツマイモの味と、しょうゆの深みが実現する、和・洋の絶妙なマリアージュ」(同)が楽しめるという。

芋いつもプリン 正田醤油

 また、食感のアクセントがつくように、と群馬県産の小麦「上州地粉」を使用した「醤油クランブル」を別添え。振りかけることでザクザクとした食感も楽しめるようにしている。

 「芋チップス 正田醤油」は、薄くスライスしたサツマイモをカラッと揚げた芋チップスに、本醸造しょうゆの風味をそのまま楽しめる正田醤油の粉末醤油をふんだんに使用。

芋チップス 正田醤油

 「ついついもう一つと手を伸ばしてしまうほど癖になる、甘じょっぱく味わい深いチップス」に仕上がったという。【さつまいもニュースONLINE編集部】