市場のプロが手がける”贅沢”ジェラート さつまいもミルクなど販売へ

市場に入荷される新鮮な野菜や果物を目利きのプロが厳選し、ジェラートとして全国に発信する試みが始まる。取り組むのは、埼玉県熊谷市の青果卸「熊谷青果市場」だ。素材の良さを生かすため、香料などは使わず「市場が手がける贅沢果汁の本格ジェラートアイス」に仕上げた。また、品質や味に遜色ない規格外品も一部活用し、行き場のない素材に新たな価値を生み出すアップサイクルの活動にもつなげる。サツマイモやイチゴなど全6種をオンラインストアや店舗で26日から販売する。【さつまいもニュースONLINE編集部】

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ジェラートの本場・イタリアの果物を意味する「フルッタ」と、野菜を意味する「ベルドゥーラ」から着想した造語「フルベル」をブランド名に冠した「フルベルジェラート」として26日から販売をスタートさせる。

フレーバーには、おイモ系アイテムの「さつまいもミルク」をはじめ、▽「いちご」▽「ブルーベリー」▽「レモン」▽「キウイ」▽「きなこ」―の計6種類をラインナップしている

フルベルジェラートの「さつまいもミルク」

■市場のプロの視点、随所に

企画した同社は、埼玉県にある地方卸売市場「熊谷青果市場」(熊谷市)を運営する青果卸会社のため、市場のプロの視点がジェラートの商品づくりにさまざま生かされているのがユニークなポイントだ。


使用する野菜や果物については、日々、大量の青果物を目利きするプロらが厳選。「市場だからできる贅沢な素材使い」と「今までにない果汁感を存分に味わえる商品」を目指した。

また、デザインにミカン箱をイメージしたというジェラートの容器には、上ぶたに一番おいしく食べてもらうための温度や食べごろの時間まで紹介するこだわりぶりだ。

■アップサイクルで規格外品に光を

さらに、形が悪かったり、サイズが大き過ぎたりすることで小売業者が店頭販売しづらく、規格外品として行き場を失ってしまう野菜や果物にもアップサイクルとして光を当てる。


同社は「"もったない"を市場にしかできない形で”より価値のあるもの”へという思いが本商品には込められています。食の流通に携わる企業としての使命感を持ち、食が抱える問題に真摯に向き合い、取り組んでいきます」と説明している。

■季節に応じたさらなる商品展開も

また、今後、採れたての旬を大切にした、季節に応じた商品展開も予定するといい、市場流通の最前線に立つ卸会社ならではの強みを生かしていく考えだ。

「フルベルジェラート」は、フルベル店舗(埼玉県熊谷市佐谷田1422番地)のほか、オンラインショップでも全国に向けて販売する。オンラインショップでは、「季節変わり6種セット」(いちご、ブルーベリー、レモン、さつまいもミルク、キウイ、きなこ)を税込み2400円で取り扱う。

[オンラインストアはこちら]Fruver(フルベル)※販売は26日から