「食が細い愛犬のために」獣医など監修の犬用総菜 おイモのメニューも

愛犬の食が細いなどといった飼い主の悩みに応えようと、獣医師・ペット栄養管理士が監修した犬用の冷凍総菜「犬のごはんのotomo」がこのほど、応援購入サービス「Makuake」で先行予約販売をスタートした。小型犬成犬向けでいつものフードにかけて与える。おイモを使った「鶏むね肉とさつまいもmix」などのメニューがあり、いずれも添加物は不使用。鶏肉のゆで汁で野菜を茹でることで野菜にうま味や香りを加え、食いつきがよくなるように工夫している。【さつまいもニュースONLINE編集部】

通常のフードの上にかけて与える

企画したのは、北海道新聞社グループの「道新サービスセンター」(札幌市中央区)。

今回発売された「犬のごはんのotomo」は、おイモ系アイテムの「鶏むね肉とさつまいもmix」と鶏肉とカボチャなどを合わせた「鶏むね肉とかぼちゃmix」の2種類。愛犬に与えやすいように1食ごとの小分けになっており、レンジで温めるだけで簡便に使用できる。

1食ごとに小分けされている

原材料は食材のみで添加物を使っていない。「鶏むね肉とさつまいもmix」は、北海道産の鶏肉と、サツマイモほか、ニンジンや小松菜を使用。「鶏むね肉とかぼちゃmix」は同じく北海道産鶏肉と、カボチャ以外にニンジン、ブロッコリーを加えている。

鶏肉のゆで汁で野菜を茹で

食いつきをよくするため、鶏肉のゆで汁で野菜を茹でており、さらに出来立てを急速冷凍することで作りたてのようなおいしさを実現しているという。

製造工程でも、人が食べる食品を製造する工場で、人の食品と同様に製造、衛生管理や検品も行っており、食の安全安心にも力を入れた。

食の安全安心にもこだわった

開発に至る過程で多くの愛犬家にインタビューを重ねたといい、「フードへの食いつきが悪い小型犬が多く、十分な量を食べさせるのに苦労している飼い主様が少なくないことが分かった」と同社。

犬にもご飯のお供があれば…

犬にも人間と同じようにご飯のお供があれば、と獣医師やペット栄養管理士、製造パートナーの協力を得て今回の「犬のごはんのotomo」の開発につながったという。

ことし3~4月にかけ、小型犬オーナー17人の試しに使ってもらい、使用後のアンケートで「満足」「やや満足」が90%近くに上り、手ごたえも得た。

内容量は、1パックが6食分(1食15グラム)入りで、計90グラム。

忙しい愛犬家も使いやすく

「Makuake」で先行予約販売は6月5日まで。価格は、応援購入のコースによって異なるが、「鶏むね肉とさつまいもmix」「鶏むね肉とかぼちゃmix」が各1パック入りの計12食分で、早割の20%オフ付きのコースで税込み2千円。

同社は「ただ、おいしく食べてくれれば良いというだけではなく、『小さい体に負担をかけないよう無添加で』『忙しい愛犬家が使えるように』と安全性と使いやすさにもこだわりました」としている。

Makuakeでの「犬のごはんのotomo」の専用ページでは、5月上旬現在、サポーターが60人集まり、応援購入総額が目標金額の370%に上っている。