ローソンストア100が焼き芋販売を開始 10月には安納芋も

ローソンストア100(神奈川県川崎市)が運営する「ローソンストア100」は13日、専用の焼き芋焼成器で焼き上げた「焼きいも」の販売を開始した。同社の焼き芋販売は10年超の歴史があり、毎シーズンの販売量は50万トンに上るという。さらに今年は、10月から昨年販売できなかったという安納芋も投入する構えだ。量販店やコンビニ各社によるおイモを巡る商戦はことしも一層、熱を帯びそうだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】

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おイモは全国の契約農家から調達

ローソンストア100では、13日から焼き芋のMサイズを税込み171円、Lサイズを同268円で販売をスタートさせた。



使用するおイモにもこだわっており、全国の契約農家の仕入れ網を活用。

シーズンの進行に合わせ、紅はるか、紅まさり、紅あずまなどと販売するタイミングで最もおいしい品種や産地を見極めて焼き芋に使用しているという。

店頭においても、全店に専用の焼き芋焼成器を導入。遠赤外線オーブンで甘みを引き出している。

10月以降、安納芋の販売も予定

ことしは、10月以降、種子島産安納芋を販売する点でも同社の動向は注目だ。契約農家から高品質品を仕入れているが、昨年は天候不順などを背景に数量を確保できず販売できなかったという。

安納芋について、「今年につきましては、今のところ順調に生育しています。販売予定ですのでお楽しみにお待ちください」と同社はコメント。価格は1本同298円の予定という。

「焼きいも」こだわり続けてきた歴史

同社の焼き芋販売を巡っては2010年代後半のいわゆる第4次焼き芋ブームより以前の2010年ごろから焼き芋販売を他社に先行して開始。コンビニ各社が中華まんの販売に力を入れる中、「焼いも」を売り続けてきた歴史とこだわりがある。


同社はローソングループで、生鮮・日配品も購入できるコンビニエンスストアとして「献立応援コンビニへ」とするコンセプトを掲げる。店舗数は7月末現在、647店舗に上る。

量販店やスーパー、コンビニ各社の焼き芋商戦がスタートしています。調理自体はシンプルでありながら素材の味をダイレクトに味わう意味で王道の焼き芋にかぶりつくのが、芋活の醍醐味ともいえるのではないでしょうか。焼き芋商戦を盛り上げてきた先駆的企業の販売開始の発表に触れ、私自身も”熱”が高まってきました。夏は過ぎ、焼き芋の季節がやってきました。