星野リゾートが鹿児島県霧島市で運営する温泉旅館「界 霧島」が、国内生産量トップを誇る同県のサツマイモの魅力などに触れてもらう宿泊プランを期間限定で販売している。「薩摩いも日和滞在」と題したプランで、滞在中のシーンに合わせ、おイモの菓子やおつまみ、カクテルなどを提供する。旅館から見下ろす桜島などの眺望を楽しみながら、「おイモ尽くし」の滞在が楽しめる。販売期間は11月20日まで。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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「ご当地の魅力に出会える温泉旅館」
「界」は、星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドで、「ご当地の魅力に出会える温泉旅館」として全国22施設を展開している。
鹿児島県霧島市で運営する「界 霧島」は霧島連山の一つ、高千穂峰(たかちほのみね)の中腹に立地。全客室から桜島を見下ろす開放的な眺めが楽しめるという温泉旅館だ。
サツマイモをテーマにした宿泊プランの企画は、「薩摩いも日和滞在」は昨年に続き2回目となる。
時間帯ごとにおイモのアイテムを提供
最大の特徴は、滞在中、同旅館から見える景色の移ろいに合わせ、時間帯ごとにサツマイモのアイテムが提供されることだ。
例えば、到着後は「さつまいもグラッセ」と地元の霧島茶を客室で提供。客室には一面に大きな窓を備えており、眼下の霧島高原や桜島の眺望を楽しみながら、菓子などを味わう。
今回から導入の「さつまいもアペロ」
続いて、第2弾の今回から追加されたのが、夕食前の一時をお酒を楽しみながら過ごす仏の習慣「アペロ」にならって、サツマイモを組み合わせた「さつまいもアペロ」の企画だ。
夕焼けに染まる桜島などを望むビューテラスで、オリジナルのサツマイモのカクテルや、おイモのおつまみを提供する。
湯上り後に「冷やし焼き芋」を
さらに焼き芋ファンには嬉しいのが、湯上り後に冷やし焼き芋が味わえることだ。同旅館の大浴場は、スロープカーで向かった先のすすき野原の中にあり、秋で黄金色に色づいたすすき野原を眺めながら、冷やし焼き芋が楽しみながら、入浴後の体を整えることができるという。
トレッキング後におイモで「糖分補給」
さらに、早朝時間帯のオプションも用意。同旅館から車で15分の場所にある火口湖「大浪池(おおなみのいけ)」でのトレッキング体験(所要時間30分ほど)で、登頂後に朝焼けの中、サツマイモのようかんと甘納豆を味わってもらう。同旅館は「程よい運動の後に、絶景を眺めながら味わうさつまいも菓子は格別の美味しさです」と説明している。
気になる価格や予約方法は?
会期は11月20日までで、各日、最大4人までの1組で実施。
料金は、2名1室利用時で一人当たり税・サービス料込みで1泊3万6450円から。専用の予約ページから7日前までに予約する。