茨城でBEBほしいもフェスが開幕、「ほしいも神社」分社も登場


茨城県の名産品の干し芋の魅力を感じてもらおうと、JR土浦駅に直結する星野リゾートの宿泊施設「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)土浦」(茨城県土浦市)で1日、宿泊利用者向けの催し「BEBほしいもフェス」がスタートした。施設内の会場には2019年に同県ひたちなか市に創建された「ほしいも神社」の分社がお目見え。同日、御霊入れと呼ばれる神事も行われ、催しの成功や干し芋文化の興隆などを祈願した。会期は11月20日まで。【さつまいもニュースONLINE編集部】


ことしで3年目のフェス

「BEBほしいもフェス」は、干し芋が出荷ピークを迎える秋から冬に合わせ、干し芋の魅力を体感してもらいたいと企画。2021年にスタートし、ことしで3年目を迎える。


施設内のパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」が会場で、ほしいも神社の分社がお目見え。「欲しいものが手に入る」という御利益があるといい、会期中はいつでも参拝することができる。

厳かな雰囲気の中で神事

初日となった同日は、ほしいも神社の宮本正詞宮司が「干し芋色」の狩衣(かりぎぬ)姿で来場。厳かな雰囲気の中で祝詞奏上などの神事を執り行い、関係者が玉串をささげた。

ほしいも神社の宮本宮司

御霊入れの神事の終了後、BEB5土浦の須永隆介総支配人は、「施設を利用いただくお客さまに地域の文化にも触れていただきたいとフェスに取り組んできている。フェスをきっかけに干し芋と出会ったり、その魅力を知ってファンになったりしてもらえる機会にもつなげたい」などと話した。

ほしいも神社創建の発起人で、干し芋の分析・研究などに取り組む「ほしいも学校」理事長の小池勝利さん(78)は「サツマイモがブームの中、(フェスは)若い人などに干し芋のことも知ってもらえる場となる。おいしいだけでなく、体によいことなども知ってほしい」と語った。


ほしいもフラッペが初登場

フェスではほしいも神社の分社に参拝できるほか、干し芋の形をした絵馬や、運勢を大芋、中芋、小芋で表現した「ほしいもみくじ」、御朱印などが用意されている。


飲食メニューでも、干し芋とサツマイモのアイスクリームを合わせた「ほしいもフラッペ」(税込み900円)が初登場するほか、「3種の干し芋とトッピングのセット」(同500円)が提供される。


BEB5土浦はJR土浦駅直結。料金は2人1室利用時で1人あたり税込み6600円から。

茨城県は干し芋生産量で全国トップを誇ります。そうした地元の魅力や特性に着目し、地域の活性化にもつなげようと「BEBほしいもフェス」は開催が続けられています。ことしもフェスを通じ、干し芋ファンのすそ野を広げていくことになるでしょう。また、取材中には、日本観光を楽しむ訪日外国人客の姿を館内でたびたび目にしました。「日本の干し芋ってこんなにおいしい」が世界の人々にも伝わっていくことも期待します。