星野リゾートの「BEB5土浦」で干し芋テーマのフェス開催へ 

茨城県名産の干し芋の魅力を感じてもらおうと、星野リゾートが運営する宿泊施設「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)土浦」(茨城県土浦市)で9~11月、「BEBほしいもフェス」と題した干し芋にちなんだ催しが宿泊利用者向けに開催される。干し芋づくりが末長く続けられるように、と2019年に創建された「ほしいも神社」(同県ひたちなか市)の分社が会場内に登場。干し芋を使用したスイーツの販売も行われる。「干し芋づくし」のステイが楽しめる企画になりそうだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】


「干し芋の魅力を体感してもらいたい」

近年、自然派のおやつとして子育て世代や若年層にもその価値が見直されている干し芋。栄養価の高さや腹持ちのよさ、携帯性の高さからも相まって、現在の息の長いサツマイモブームを支える人気アイテムの一つとなっている。

そんな干し芋をテーマにした、BEBほしいもフェスは干し芋が出荷ピークを迎える秋から冬に合わせ干し芋の魅力を体感してもらいたいと企画。2021年にスタートし、ことしで3年目を迎える。

ことしで3年目を迎える

会場内に「ほしいも神社」分社

施設内のパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」が会場で、その一画に、ほしいも神社の分社が登場。「欲しいものが手に入る」という御利益があるといい、会期中はいつでも参拝することができる。

ほしいも神社の分社(写真左)が登場する

干し芋の形をした絵馬や、運勢を大芋、中芋、小芋で表現した「ほしいもみくじ」と題したみくじも用意される。

ほしいもみくじ

飲食では、干し芋と、サツマイモのアイスクリームを合わせた「ほしいもフラッペ」や、「3種の干し芋とトッピングのセット」の販売もある。前者が税込み900円、後者が500円。

干し芋にちなんだスイーツの販売もある

会期は、9月1日から11月20日まで。宿泊者が対象で、参加無料。初穂料は、ほしいもみくじが1回300円、御朱印が300円(御朱印帳は1500円)、ほしいも絵馬が1千円。

自転車旅のニーズに対応も

同施設は、2020年10月にグランドオープンした施設。星野リゾート初の自転車を楽しむホテルとされ、自転車旅のニーズにさまざま応えたサービスや館内設備などが特長で、愛用の自転車を持ち込んで宿泊することもできる。

自転車旅のニーズに応える

JR土浦駅直結で、料金は2人1室利用時で1人あたり税込み6600円から。