ファミリーマート（東京都港区）がことしも店内での焼き芋の販売をスタートさせた。国産のサツマイモを専用のオーブンで石焼きにした「石焼き 焼きいも」。全国の約5千店舗で販売する。おイモは時期によって「紅はるか」「シルクスイート」「紅まさり」と調整し、一部地域では「台湾蜜いも」を使用する。同社は9月に計19品にも上るおイモアイテムを集めた「ファミマのお芋掘り」と題したキャンペーンを展開したことでも記憶に新しい。焼き芋販売でさらなる攻勢をかける。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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女性客中心に支持を獲得
ファミリーマートでは2019年から焼き芋販売の取り組みに着手。店舗数を拡大し続けてきた。同社によると、女性客を中心とした支持を集めているという。
ことしの焼き芋販売では、近年のトレンドとなっている濃厚な甘さやしっとりと滑らかな舌触りが特長のおイモをセレクト。「紅はるか」「シルクスイート」「紅まさり」、さらに一部地域で「台湾蜜いも」を使用する。
収穫後に約1カ月貯蔵「糖化」促す
使用する各品種のおイモは指定の生産者から仕入れ、収穫後に約1カ月ほど貯蔵することで、でんぷん質を糖分に変化させる「糖化」と呼ばれる現象を促し、甘みを引き出しているという。
また、店舗には専用オーブンを導入し、石焼きにこだわることで、豊かな香りや甘さが引き立つ焼き芋に仕上げている。
価格は、税込み250円。
