「近代日本経済の父」と評される渋沢栄一の肖像画をあしらった新一万円札が7月から登場するのにちなみ、紙幣の「お札」とサツマイモの別称「おさつ」をかけた「おさつのお札パン」が今月19日、発売される。発売するのは、渋沢にまつわる品々をテーマにしたセレクトショップ「渋沢逸品館TSUNAGU marche」(東京都北区)。自家製スイートポテトあんをパンの中にたっぷり詰めたユニークなアイテムだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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新一万円札と同じサイズに
7月に2004年以来、20年ぶりの紙幣刷新を控える。
新一万円札のデザインに渋沢が選ばれたことを受け、その機運を盛り上げようと、数々の商品の中で、おさつのお札パンも開発したという。
パンの表面には、渋沢のかわいらしいイラストの肖像をデザイン。また、本物の新一万円札と同じサイズに仕上げた。厚みは1センチほどで、「札束感」を演出しているという。
発想のユニークさだけではなく、パンとしてのこだわりもたっぷり。
自家製のスイートポテトあんの中にはサツマイモの甘露煮もふんだんに加えた。そのあんをバターの風味が香るブリオッシュ生地でサンドした。
また、そのパンの製法は水を使用しない無水製法を採用。しっとりとした食感になるように仕上げているという。
価格は、税込み550円。
渋沢にちなんだアイデアパン多く
このほか、サツマイモは入っていないが、渋沢のトレードマークのシルクハットのかたちをイメージした「シルクハットあんパン」、渋沢が手がけた開墾事業の地である北海道清水町の食材を活用したカレーパンやハンバーガーなど、楽しいアイデアに満ちたパンが多く販売される予定だ。