TBS系バラエティ番組「ジョブチューン」で審査員から満場一致の「合格」をかっさらったミニストップの「台湾蜜いもバターどらやき」。6月18日に新発売したアイテムで、サツマイモファンのみならず、いま話題となっているミニストップのスイーツです。味わってみると、あまみを引き立てる「隠し玉」の存在が――。【さつまいもニュースONLINE編集部】
ミニストップの台湾蜜いもを使った取組みというと、2022年8月に発売し、サツマイモファンには秋冬シーズンのおなじみとなりつつある「台湾蜜いもソフト」があります。
その台湾蜜いものオリジナルあんを活用したのが、「台湾蜜いもバターどらやき」です。
製造メーカーは兵庫県姫路市の岡野食品ですが、パッケージにはミニストップのロゴがありました。サツマイモスイーツへの力の入れ具合と本気度を感じさせます。
開封してみると、台湾感のある演出があってもよさそうですが、シンプルな見た目でした(これは、買い求めやすい価格でのパッケージ化の努力とみた方がいいかもしれません)。
生地の端まで「びっしり」
大事なのは中身、味――。どれぐらいのあんやバターが詰まっているのでしょう。割ってみると、驚きました。
試食をして感じたのは、台湾蜜いものコクのある甘みです。
そして、食べてみなければわからなかったのが、ほどよい塩味としっかりめの食感があるバターの存在感の大きさです。パッケージに「バターどらやき」と明記してあるので、隠し玉というほどではありませんが、食べて思わずハッとするインパクトはあります。
そして、両者が口の中で混ざり合うことで、絶妙なバランスで蜜いもあんの甘みをより感じられるように。バターの塩味が、まさに蜜いもあんを最大限引き立てています。
調べてみると、ロレーヌ岩塩を使用したフランス産発酵バターなのだそうです。こうしたこだわりに、グッときます。
後味すっきり、かろやかに
コクのある甘みを感じられるにもかかわらず、後味がすっきりしているので、食べ進めても重く感じませんでした。ジョブチューンで合格の札が相次いだのも納得の仕上がりでした。
ただ、サツマイモファンとしてはもう少し、サツマイモの香りが強くてもいいような気もしました。ですが、後味すっきりで食べ進められるのは、台湾蜜いもの特徴を最も引き出したチューニングの結果なのかもしれません。
いずれにしても、近年、季節を問わず、サツマイモスイーツが購入でき、うれしい限り。推しのスイーツは、推せるうちに買って応援です。見つけたら、試してみてはいかがでしょうか。
購入価格は、税込み267円。