「ドムドム」サツマイモとサーモンで期間限定バーガー発売へ

写真は、ドムドムフードサービス提供

サツマイモとサーモンがハンバーガーに――。日本初のハンバーガーチェーンで知られる「ドムドムハンバーガー」が25日、サツマイモとサーモンを大胆に使った新作バーガー「おさつサーモンバーガー」の期間限定販売を始める。スイーツの材料としてサツマイモ人気が高まる中、フードメニューの素材の主役級に据えて提案する意欲作だ。さつまいもニュースONLINEに対し、運営会社の担当者は「当社の自信作」と自信をのぞかせた。【さつまいもニュースONLINE編集部】

甘みと旨みの「相性ばっちり」

おさつサーモンバーガーは、素揚げしたサツマイモとチーズ入りのサーモンフライが主役。さらに、千切りしたキャベツや、クリーミーで具だくさんのタルタルソースをバンズではさんだ。

運営会社のドムドムフードサービス(神奈川県厚木市)は、「意外な素材の組み合わせですが、サツマイモの甘みとサーモンのうまみは相性ばっちり」「一つひとつの素材はしっかり感じられながらも、クリーミーで具だくさんなタルタルソースが味をまとめています」などと説明する。

サツマイモのホクホクとした食感と、サーモンフライや千切りのキャベツのサクサクとした食感と、異なる食感も楽しめるという。

全国の店舗で扱う。価格は、単品が税込み690円。

国内初のハンバーガーチェーン

ドムドムハンバーガーはダイエー創業者の中内功氏によって設立。国内初のハンバーガーチェーンとして1970年に東京都町田市に第1号店がオープンした。

その後、ダイエーの事業悪化を受け、2017年、ホテル事業などを手掛けるレンブラントホールディングス(神奈川県)と新生銀行(東京都)のそれぞれの投資会社から共同出資を受けたドムドムフードサービスが、ダイエーの100%子会社「オレンジフードコート」からドムドムの事業を譲り受けた。

同社ホームページによると、店舗数は9月現在、29店に上る。