被災地・志賀町の「能登金時」使ったスナックサンド発売

フジパン(愛知県名古屋市)は12月1日、能登半島地震で被災した石川県志賀町で生産されているサツマイモ「能登金時」を使ったパン「スナックサンド 能登金時芋&ミルク」を地域限定で発売する。商品の販売を通じ、震災復興に取り組む町への応援につなげたい考え。同社は「微力ですが、地域活性に繋がる事を願っております」としている。【さつまいもニュースONLINE編集部】

パッケージにQRコードも

「スナックサンド 能登金時芋&ミルク」は、能登金時を使ったあんのフィリングとミルクホイップクリームをサンドした。

志賀町のことについて知ってもらおうと、パッケージに、町の情報が知れるページにアクセスできるQRコードもあしらわれている。

販売地域は、中部地区(愛知、岐阜、三重、静岡県の一部)・北陸地区(石川、富山、福井県)。

志賀町の能登金時とは

同社によると、志賀町でとれる能登金時は日本海にほど近い砂丘地で栽培されていて、年間約50トンほどが出荷されているという。

2008年に能登野菜として認定された。甘みが強く、ホクホクとした食感が特徴で知られる。