さつまいもサミット殿堂入りの深作農園、茨城県を表敬訪問

茨城県鉾田市の深作農園がこのほど、優れたサツマイモや生産者を表彰する「日本さつまいもサミット」で第1号となる殿堂入りが認定されたことにちなみ、同県の大井川和彦知事を表敬訪問した。同サミットは2020年に始まり、同農園は今年2月までに計3回受賞し、殿堂入りを果たしていた。殿堂入りをめぐっては、長崎県の「ごと」(五島市)も同じ時期に第2号に認定されている。【さつまいもニュースONLINE編集部】



サツマイモ産業の現状を意見交換

深作農園はこれまでに、ユニークで優れたサツマイモを品種別にたたえる「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」のべにはるか部門で2019年度に受賞したほか、優れた農家を表彰する「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」を同年度と2021年度の2度受賞。品種別・生産者別の双方で高い評価を得ている。

同農園は認定の報告などを行うため、4月25日に大井川知事を表敬訪問。鉾田市をはじめとする茨城県のサツマイモ産業の現状や今後の展望について意見を交わしたという。

深作農園によると、同農園は70年以上にわたりサツマイモをつくり続けている。メロンやイチゴも手掛けている。