干し芋製造で出る「切甲」をクッキーに イオンが発売

イオンは20日、全国約3,700店舗の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」などで、茨城県産の紅はるかを使用したクッキー「トップバリュベストプライス さつまいもクッキー」を発売する。干し芋を製造する際に生じる、切甲(せっこう)と呼ばれるサツマイモの外側の部分をペースト化して、クッキーの生地に活用した。【さつまいもニュースONLINE編集部】



「もったいないをおいしく!」

使用する切甲部分は皮つきで、皮も含めてペーストにすることで、皮無しの場合よりも、うまみやコクを深められたという。

©イオン

同社は「カリっと硬めに焼き上がったクッキーは、やさしく程よい甘さと、サツマイモ本来の風味が楽しめます」としている。

同商品は、「もったいないをおいしく!」をコンセプトに、食品廃棄物の削減と新たな価値の創出を目指す取り組みで開発しているシリーズの新商品。

1袋50グラム入りで、価格は税込み108円。17枚入りの「トップバリュベストプライス サクサクのさつまいもクッキー」は同278円。