ロッテ・チョコパイ「蜜芋バタータルト」食べて覚えた意外な感情


【レビュー】19日にロッテ(東京都新宿区)のソフトケーキ菓子「チョコパイ」ブランドの期間限定商品として、サツマイモを使った「チョコパイ<蜜芋バタータルト>個売り」が発売になりました。バターの香りと蜜芋の風味が楽しめる「蜜芋バタータルト」の味わいを再現したという同商品。実際に味わってみると、思いがけない感情が……。【さつまいもニュースONLINE編集部】


味の奥行きに驚かされ

サツマイモを使った「チョコパイ」ブランドの期間限定商品として、昨年は「蜜芋ブリュレ」を展開していましたが、今年は「蜜芋バタータルト」が登場しました。


手に持つと、それなりにズシリとした重さ。チョコレートコーティングが、ガブっとかぶりつきたくなるような食欲をすでにそそります。


内部の構造は、上下のバターケーキで、安納芋の蜜芋クリームと安納芋の蜜芋ソースを挟んだ構造です。試食をしてみると、サツマイモを感じられるほろほろした食感のクリームと外側のチョコレートコーティングが口の中でまざりあって、味の奥行きに驚かされます。


今回、冷やしてから食べ始めたのですが、ある気持ちが沸き起こってきました。幼少の頃に味わったバタークリームの記憶です。2日目のバタークリームのケーキって、クリームがやや硬くなって、バターの濃厚な味わいが増したような感じがして、私は好きでした。

通常のチョコパイ自体は独自技術のホイップクリームが使われていますが、今回の商品ではバターやバターパウダー、さらに安納芋の蜜芋クリームによってバタークリームを思わせるような濃厚なコクや風味を感じられ、初めて味わったのに懐かしさのような感覚を覚えました。

とても濃厚な甘さなので、アールグレイなど香りが深めの温かい紅茶とのペアリングがおすすめです。(長)