茨城名産の干し芋「頂点」決める品評会 140人が審査 金賞に選ばれたのは

 干し芋の生産量全国一位を誇る茨城県で、その頂点を決める「ほしいも品評会」がこのほど開かれ、3部門の受賞者がそれぞれ決まった。審査は公募の市民を含め計140人が参加し、味、見た目、食感の3項目を10点満点で採点・評価した。

 同品評会は、茨城県産の大半を占める、ひたちなか市、那珂市、東海村の3市村でつくる「ひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会」の主催。

 干し芋の名産地である3市村の発展や干し芋の品質・知名度の向上などを目的に2007年から開催されている品評会。出品資格は、同協議会の「ほしいも三ツ星生産者認証制度」の下、(1)生産履歴の記帳(2)衛生加工の実践(3)適正品質表示―の3項目を充たしているとして認定された「三ツ星生産者」が対象となっている。

 競われた部門は、干し芋の原料として知名度の高い「たまゆたか」、ねっとりした食感と高い糖度で人気の高い「べにはるか」、たまゆたかとべにはるか以外の「希少品種」ーの3つ。

 べにはるかの部は、3部門のうち最多となる37品がエントリー。激戦を制して、金賞となったのは、「干し芋農園川上 川上文隆氏」(東海村)。銀賞が「しんあい農園」(ひたちなか市)「オカベファーム 岡部洋治氏」(同)の2者、銅賞には「川又農産」(同)、「テルズ」(東海村)、「おおすが農園 大須賀一志氏」(ひたちなか市)が選ばれた。


べにはるかの部金賞「干し芋農園川上 川上文隆氏」

 たまゆたかの部には、10品がエントリー。金賞には、「しんあい農園」(ひたちなか市)が選ばれた。銀賞には「清勝農園 住谷英明氏」(同)、「萩谷幸司氏」(東海村)、銅賞が「テルズ」(同)だった。

たまゆたかの部金賞「しんあい農園」

 希少品種の部は21品が出品。金賞は、べにはるかの部でも銅賞を獲得した「おおすが農園 大須賀一志氏」(ひたちなか市)がシルクスイートで受賞。べにはるかの部を制した「干し芋農園川上 川上文隆氏」(東海村)も同じくシルクスイートで銀賞を獲得した。銅賞は「二川貴一氏」(ひたちなか市)がシルクスイート、「芋工房 周三」(同)がひめあやかでそれぞれ受賞した。【さつまいもニュースONLINE編集部】 

希少品種の部「おおすが農園 大須賀一志氏」