調理器具メーカーの和平フレイズ(新潟県燕市)は、電子レンジで手軽にサツマイモなどが焼ける調理器具「パリージュ レンジパンスリム」の販売を始めた。マイクロ波に反応して底面の特殊素材が発熱するため、予熱不要で直火並みの温度で加熱できる。また、極めて均一な温度で熱ムラが少なく焼けるのも特徴という。家庭での焼き芋づくりの選択肢を広げるアイテムにもなりそうだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】
直火並みの温度で加熱できる
「パリージュ レンジパンスリム」はアルミめっき鋼板を素材に採用した調理器具で、平たいグラタン皿のような本体に、天面をおおうふたが付く。電子レンジ専用の調理器具として開発された。重量は約360グラム。
直火並みの温度で加熱できるため、まるでフライパンで焼いたような焼き目もつけられるという。耐熱温度は220℃としている。
一定の温度でムラなく加熱
底面の特殊なシリコーン素材を採用していて、同素材自体が熱源の役割を果たす。そのため、焼き芋のように一定の温度でムラなく加熱する調理にも向く。
また、ふたがあることによって、蒸気を逃しにくく、ふっくら仕上げられる仕組みだ。
内面はフッ素樹脂加工のため、食材がこびりつきにくく、食洗器でも使用できる。
付属のレシピブックには、じゃがバターやアメリカンドッグ風レシピなど、バリエーション豊かなメニューも紹介している。
価格は税込5500円。