サツマイモなど12種の野菜とだしのうま味詰まったあわせ味噌

しょう油や味噌の製造・販売などを手掛ける富士甚醤油(大分県臼杵市)はこのほど、溶かすだけでだし取りした味噌汁が味わえるようにしたあわせ味噌「ジップみそ やさしさ仕立て だし入りみそ」を発売した。3種のだし原料にサツマイモなど12種類に上る野菜粉末を加えるなどしており、うま味、甘みが詰まったやさしい味わいの味噌に仕上げたという。【さつまいもニュースONLINE編集部】

「ジップみそ やさしさ仕立て だし入りみそ」は、米と麦を合わせたあわせ麹を使った風味豊かなあわせ味噌。昆布、カツオ節、いりこ―の3種のだし原料に12種類の野菜粉末などを合わせ、旨味と甘味に富むまろやかな味わいに仕上げたという。

12種の野菜はサツマイモほか、▽タマネギ▽キャベツ▽ニンジン▽ショウガ▽赤ピーマン▽ハクサイ▽セロリ▽ジャガイモ▽ネギ▽ニンニク▽カボチャーを使用する。

■環境にも「やさしい」外装を採用

外装でも工夫を凝らす。一般的なプラスチック製のカップ箱ではなく、ガゼット袋と呼ばれるマチのある袋のパッケージにジッパーをつけた。収納のしやすさや使いやすさに配慮したほか、ジッパーの密封性と外装素材の遮光性で鮮度の保持にも役立つようにした。

また、ガゼット袋の採用により、同社従来比でプラスチック使用量の約45%削減も図っており、環境負荷低減の取り組みにもつなげている。

価格は税込み410円。内容量が450グラム。

同じシリーズで、甘口タイプのあわせ味噌「ジップみそ やさしさ仕立て 九州あわせみそ」も同日発売。

通常の九州のあわせ味噌の倍量近い麹を使用し、「米の優しい甘みと麦の力強い旨味がクセになる」(同社)商品に仕上げた。

「ジップみそ やさしさ仕立て 九州あわせみそ」