筋育「フィジーモ」から初のプロテイン商品 優しい甘みの干し芋味に

有機栽培の干し芋を製造・販売する戸崎農園(栃木県壬生町)はこのほど、干し芋味のプロテイン「フィジーモ ホエイプロテイン+3カーボ(干し芋味)」を発売した。体に合わせた筋肉を育てる「筋育」向けの干し芋を「フィジーモ」と題したブランドで展開してきた戸崎農園だが、プロテイン商品を発売したのは今回が初めて。10日の発売日には限定100袋が即日完売したといい、追加販売を始めた。【さつまいもニュースONLINE編集部】

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今回発売された「フィジーモ」のプロテインは、「比較的少ない量のたんぱく質の摂取で、その働きを複数の糖質がサポートして大きくなカラダづくりを目指す」(戸崎農園)というコンセプトを掲げて開発。

「ホエイプロテイン+3カーボ」という商品名の通り、ホエイプロテインと同時に、てんさい糖・マルトデキストリン・ぶどう糖の3種類の炭水化物を同時に摂取することができる。糖質の枯渇によって、筋肉を分解してエネルギーをつくりだそうとする体の反応「糖新生」を防ぎ、筋育や筋グリコーゲン回復を助けるという。

プロテインの飲みやすさにもこだわった。サツマイモの粉末やてんさい糖を使用し、「天日干しオーガニック干し芋の優しくて自然な甘み」(戸崎農園)を再現した。

■限定100袋は即日完売

価格は、1.2キログラムで税込み6200円。プロテイン市場の中では「高価格帯の商品」(同)となるが、10日の発売日には限定100袋が即日完売するなど、好スタートを切った。公式オンラインショップで追加販売を始めている。

戸崎農園によると、厳選した原料を使用しているため、原料の確保などの課題もあるが、定番商品化も検討していくという。

筋育のことを考え抜き、おいしさにもこだわったアイテムで、筋育や競技に励む人々の支持を広げていきそうだ。