食べて分かった ファミマの「冷やし焼き芋」が選ばれる納得の理由

【レビュー】ファミリーマート(東京都港区)がこのほど「みつあま冷やし焼き芋」を発売しました。千葉県香取市に本拠を置く「かとり農業協同組合」(JAかとり)との共同の取り組みで、長期間貯蔵で熟成させた紅はるかを使用し、デザート感覚の焼き芋に仕上げています。スーパーなどのサツマイモの売り場が縮小するこの時期に、蜜たっぷりの焼き芋が全国展開するコンビニ店舗で簡便に購入できることは大きなインパクトです。実際に購入して味わってみました。【さつまいもニュースONLINE編集部】

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デザート売り場にないと諦めずに…

都内のファミリーマートを数軒まわって、「みつあま冷やし焼き芋」を購入しました。人気で売り切れているのか、陳列棚になかった店舗もあり、購入した店舗では惣菜コーナーの一角に「みつあま冷やし焼き芋」が並んでいました。デザート売り場にないからと早々に諦めずに、注意深く探してみると発見できるかもしれません。

パッケージを開封すると、透明のフィルムでパッキングされたおイモがあらわれます。おイモのサイズは小ぶりかなと思いましたが、そもそもおイモは食べ応えがあるのと、お年寄りや子どもなど、多くの世代が味わうことを想定すると、ちょどよいのかもしれません。

外装のパッケージから取り出したところ

肝心のおイモはというと、フィルム越しにも蜜がたっぷりなのが伝わってきます。しかも、便利なことにスプーンまで付属しています。

食べやすいようにスプーンも付属

一口食してみると、ねっとりとした食感とおイモ本来の蜜の甘さが口いっぱいに広がりました。原材料はおイモのみで加糖していませんので、おイモの糖度がとても高いのでしょう。

蜜が染みこんで皮までおいしい

おイモの皮がおいしいことにも注目です。おイモの実の部分がねっとりと甘くおいしいだけでなく、蜜の染みた皮の香ばしい香りがアクセントになっているのです。

298円」いつでも身近で買える簡便さ

自宅で焼き芋をつくって冷やして食べる人は増えていると思いますが、思ったよりおイモの蜜が出なかったり、粗熱をとって冷蔵庫で冷やすまでに時間がかかったり、手間がかかることがあります。

みつあま冷やし焼き芋

「みつあま冷やし焼き芋」は税込み298円で、蜜たっぷり、ねっとりの冷やし焼き芋が身近なコンビニ店舗で購入できる点で、芋活を後押ししてくれるアイテムに感じました。

気密性容器に密封し、加圧加熱殺菌処理を施しているそうで、編集部が4月下旬に購入した実際の商品の賞味期限は来年2月下旬と長く、保存食としてもストックに便利です。