スーパー大手のライフコーポレーションはこのほど、同社のスイーツブランド「ドルチェガーデンプレミアム」から紫芋の「ふくむらさき」を使用したモンブラン「ふくむらさきのモンブラン」を首都圏で発売した。使用するのは、長崎県五島列島産の有機栽培のものといい、同社は「ふくむらさきの濃厚な味わいを活かしたなめらかな餡と相性の良いリンゴ、優しい味わいのホイップクリーム、スポンジを合わせ、絶品のスイーツに仕上げました」と説明。味わいも見た目も華やかなおイモのモンブランがおやつどきの食卓を彩ることになりそうだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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べにはるか並みの糖度の紫芋品種
国の研究機関、農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）によると、ふくむらさきは蒸しイモや焼きイモにした際の糖度がべにはるか並みに高く、しっかりした肉質で食味に優れる紫芋の品種。2018年に出願公表された。
そんなふくむらさきを素材に選んだ「ふくむらさきのモンブラン」では、潮風や陽光、赤土粘土質の土壌に恵まれた長崎県五島列島で有機栽培されたおイモを使用。芳醇な甘みと色合いを生かした餡にして活用している。
また、モンブランの甘みや食感のアクセントとして、角切りにしたシロップ漬けのリンゴを内側にごろごろと忍ばせ、おいしさを引き立たせるようにしたという。
「食べた人を幸福な気持ちに」
ふくむらさきの名前の由来は「美味しさで食べた人を幸福な気持ちにすることができる紫サツマイモ」にちなむとされており、ライフの開発担当者は「食後のデザートやおやつはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめです。ぜひ『ふくむらさきのモンブラン』を食べて、皆さまに幸せな気持ちになっていただきたい」とコメントしている。
価格は6月の限定価格が税込み321円。7月以降が354円。「ビオラル」の吉祥寺マルイ店、下北沢駅前店、新宿マルイ店、パルコヤ上野店を除く、首都圏のライフ130店舗のスイーツ売り場で販売する。
