芋活がはかどる ロングタイマー機能付きの新オーブントースター


温度を80℃から240℃まで10℃刻みで調節可能な上、条件付きで90分間のタイマー機能も使えることから、焼き芋の調理にも適したオーブントースター「VOT-100-K」が7月下旬から、全国の百貨店や専門店などで発売される。手がけたのは、生活関連用品の専門商社「三栄コーポレーション」(東京都台東区)で自社調理家電ブランド「Vitantonio」のアイテムとして販売する。おイモの焼き上げに新たな選択肢となるオーブントースターで”自宅で焼く派”の焼き芋ファンには注目のアイテムになりそうだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】

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焼き芋ファンの研究心くすぐる

今回発売が決まったVitantonioのオーブントースター「VOT-100-K」は、温度設定が10℃刻みで80℃~240℃、時間設定が5分までが10秒刻み、5分~90分までが1分刻みと細かな調節が可能。オーブントースターでさまざまな温度や焼き時間を試したい焼き芋ファンの研究心をくすぐり、芋活を楽しくさせるアイテムといえる。

同社によると、サツマイモは品種や大きさなどによっても異なるが、一つの目安として、240℃で30 分焼けば「”ホクホク”の仕上がり」に、180℃で90 分じっくり焼けば「まるで石焼きのような”ねっとり”甘い焼き芋」が目指せるという。

190℃以上は最長30分までと条件付きになるが、90分間のタイマー機能も使える点も注目だ。「ねっとり」を目指す際の180℃設定であれば1回でタイマー設定が済むことになり、何度もタイマーを設定しなおす手間がない。

さらに、焼き時間・温度の設定を3件まで記憶しておける「カスタムメモリ」と呼ぶ機能もあり、おイモの品種ごとに調理内容をメモリしておくことにも使えそうだ。

同社担当者は「おイモによって温度設定や焼き上がり方は変わるので、お好みの焼き時間や温度を探ってみていただければ」と活用を呼び掛けている。

トーストの焼き上げにも強み

焼き芋だけでなく、トーストを美味しく焼けるようにした機能も満載だ。約1 秒で発熱し、約1 分40 秒でトースト2 枚が焼ける高効率・高出力の「オレンジヒート®」と呼ばれる赤外線カーボンランプヒーターを搭載。「すばやく焼き上げることで、パンの中の水分を逃すことなく、外はサクっと、中はモチっとした理想の食感に仕上がります」と同社は語る。

焼き芋の調理と同様、カスタムメモリ機能で「ちょい焼き」から「こげ焼き」まで、一番おいしいと感じる焼き色のトーストの焼き時間などを保存しておく使い方もできる。

出典:Vitantonioの公式サイト

Vitantonioの公式サイトでは2万2千円で予約受付をスタートしている。23日までに同サイトで予約した人限定で20%オフのクーポンを贈るキャンペーンも開催中だ。