訪れた先の店舗や施設で直接寄付を行い、その場で「ふるさと納税」の返礼品を受け取ることができる――。そうした店舗型のふるさと納税のサービス「ふるさとズ」と呼ばれる仕組みを導入する茨城県行方市がこのほど、市内の体験型農業テーマパーク「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」も登録店舗に加わった、と発表した。施設内で市へのふるさと納税を行いながら、その場で食事や体験、買い物を楽しめるようになった。【さつまいもニュースONLINE編集部】
[関連]お芋と夜桜と…春満喫のフェス開催へ 1万本焼く「やきいもまつり」も
[関連]茨城・行方産イモの物販催し JR日暮里駅の駅ナカで
おイモちなんだ施設や催し人気
同施設は、おイモスイーツ専門店「らぽっぽファーム」などで知られる「白ハト食品工業」(大阪府守口市)の運営する施設。「やきいもファクトリーミュージアム」などサツマイモにちなむ施設があるほか、「10,000本のやきいもまつり」などおイモなどにちなんだイベントもさまざま実施していることで知られる。
市では今年1月からふるさとズのサービスの導入を開始しており、市内6件目の登録施設となる、らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジでは7月20日から利用可能になった。
施設内で使える商品券を返礼品に
同施設では、現地決済の一つとしてふるさと納税を選択することができるようになっており、施設内で使える商品券を返礼品として贈る。ミュージアムの見学や飲食、買い物などでの利用を想定している。
らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジの所在地は、行方市宇崎1561。火曜日が休館。
ふるさとズは、デザイン制作などを手がける福岡県の「サンカクキカク」が特許取得したビジネスモデル。7月下旬現在、行方市を含め、少なくとも全国20の市町が導入している。