茶師らが開発の「芋のためのお茶」全国発売 こだわりの中身は

おイモと一緒にいかがー。お茶などの製造・販売を手がける山城物産(大阪市西区)はこのほど、焼き芋やスイートポテトなどサツマイモを食べるときに合う「おイモ専用茶」として、「お茶屋が考えた 芋のためのお茶」を発売した。同社の茶師や日本茶インストラクターらが話し合いを重ね、特別なほうじ茶に炒り米をブレンドするなどして仕上げた。芋活のお供に気になるアイテムだ。【さつまいもニュースONLINE編集部】


茶師らで話し合い重ね

「お茶屋が考えた 芋のためのお茶」は、焼き芋や和スイーツなど息の長いサツマイモ人気が続く中、おイモに合うお茶を提案したいと開発に取り組んだという。

同社の茶師や日本茶インストラクターらが話し合いを重ねる中で、香ばしさや風味がおイモとマッチするとしてほうじ茶に着目。

さらにほうじ茶の中でも、ひときわ芳醇な甘みとコクを持ち、茶葉の4倍近い香りを持つといわれる茎を丹念にほうじた「棒ほうじ茶」をベースにした。

加えて、炒り米をブレンドすることで、「香りの重なりを生み出した」(同社)。

焼き芋以外にも「合う」

同社担当者は、「焼き芋だけでなく、スイートポテト、芋餡を使った和菓子、シンプルな干し芋、スナックなど、お芋を使ったお菓子にも合うお茶になりました」としている。

価格は、ティーバッグ5個入りで、税込み216円。全国のスーパーや同社のオンラインショップで取り扱いしている。

山城物産の「お茶屋が考えた 芋のためのお茶」