セブン‐イレブン・ジャパンは17日、北海道産のサツマイモを使ったスイートポテトパイを道内のセブン‐イレブンで25日に発売する、と発表した。その名も「北海道産さつまいも使用 スイートポテトパイ」。サツマイモは従来、道内での栽培が難しいとされてきたが、近年は一転、生産が増えつつあるという。道はサツマイモを「畑の新顔作物」と題し、生産拡大や需要創出に力を入れており、同社も商品化を通じ、道との連携を図った格好だ。同社は「今後も『畑の新顔作物』を使った商品を開発、販売をすることで地域の課題の解決に努めていく」としている。【さつまいもニュースONLINE編集部】
25日から道内の店舗で販売開始
「北海道産さつまいも使用 スイートポテトパイ」は25日から道内のセブン-イレブンで販売をスタートする。道産サツマイモに白あんをまぜたサツマイモあんと、カスタードホイップの2層をパイで包んだ。
価格は、税込み291円。
サツマイモなど3品目「新顔」に
道では気候など複合的な要因から、これまで育てにくいとされてきた「サツマイモ」「ニンニク」「落花生」―の3品目の生産が増えてきたとされている。そのため、道でも2022年から、この3品目を「畑の新顔作物」として生産や需要の拡大に力を入れている。
道と包括連携協定を締結する同社は、「北海道の魅力ある食材の認知向上や、地域、生産者に貢献したい」(同社)として今回の商品化が実現したという。