農水省はこのほど、イモ類・でんぷんの基礎資料として知られる「いも・でん粉に関する資料」で最新の令和4年度版を公表した。サツマイモを巡っては、最新の国内の生産状況や産地情報に関するデータがまとめられているほか、海外における生産・消費などの情報も掲載されている。国内外のサツマイモの「いま」が詰まった資料だ。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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ホームページ上でも公開
いも・でん粉に関する資料はイモ類・でんぷんの基礎資料として、農政に関わる自治体関係者や生産者団体などに活用されている。近年は5～9月ごろに発表され、同省ホームページなどを通じて広く公開している。
イモ類は主にサツマイモとジャガイモを指す。このうち、サツマイモの生産に関する情報を巡っては、産地別の生産状況や用途別の消費量推移、品種ごとの普及状況、芋焼酎の出荷状況などが1章で詳しくまとめられている。
世界のサツマイモ情報も
また、世界におけるサツマイモの状況を俯瞰できる資料も充実。4章では、サツマイモの主要生産国と生産量が紹介されているほか、世界におけるサツマイモの一人あたりの年間消費量といったユニークな統計も掲載されている。
