通信アプリ大手のLINE(東京都新宿区)が運営する調査サービス「LINEリサーチ」がこのほど、全国の5千人を上回る男女から好きな野菜や野菜を食べる頻度を調査した。気になるサツマイモの結果は「男女差が大きく出た」と同社。どのような違いが浮き彫りになったのか、また気になるサツマイモの順位は――。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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「男女差が大きく出た」
調査は、15歳から64歳まで全国の男女でLINEユーザーを対象にスマートフォンを介して7月にWEB上で実施。有効回答は5278に上ったという。
好きな野菜を巡っては、普段、野菜を食べないという人も含め、好きな野菜がある場合は回答してもらうかたちで複数回答で調べた。
サツマイモが好きと答えた人の割合は、女性が59.0%に上り、7位にランクインした。しかし、男性では、残念ながらトップ10圏外に。男女で好みの違いが目立つ結果となった。
出典:LINEリサーチ
11位以下の野菜の順位などは公表されていないが、同社は「サツマイモは20ポイント以上、女性の方が高くなった」と言及していることから、男性は30%台後半の水準にとどまったとみられる。
ただ、こうした違いはカボチャも同様の傾向がみられ、男女で20ポイント以上、女性が上回るかたちで差が開いたという。
この点について、LINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」では、「サツマイモ、カボチャはスイーツなどにも多く使われており、好む女性も多いのかもしれない」と推察している。
ただ、年齢別でみると、別の興味深い結果も。
1990年代後半から2010年生まれを指す「Z世代」を一部含む20代のランキングでは「ジャガイモ」「タマネギ」「サツマイモ」が僅差でトップ3を占めるなど、若年層のサツマイモ人気の一端をうかがわせる結果が出た。
どのくらいの頻度で野菜食べる?
野菜を食べる頻度についても調査。ほぼ毎日食べている人が全体で67%に上った。年代別でみると、10代と60代が70%を超え、そのほかはいずれも60%台だった。
出典:LINEリサーチ