国連の食糧農業機関(FAO)によると、2021年の世界のサツマイモ生産量は約8886万トン(2023年10月現在)に上った。世界の中で日本のサツマイモ生産量はどれほどか――。FAOが公表している国・地域別のデータを基に、ひもといてみた。【さつまいもニュースONLINE編集部】
サツマイモの2023年上期輸出実績は金額が伸長 輸出先は?
アジアとアフリカが90%超占める
まず地域別でみると、最多はアジアで5461万トンと全体の61%を占めた。2位のアフリカが2997万トンで34%と続き、アジアとアフリカで全体の90%超に上った。
国別ではどうか。生産量がトップだったのは、中国。4783万トンに上り、世界シェアの約半数を握る現状が分かった。
2位がマラウイ(745万トン)、3位がタンザニア(499万トン)、4位がナイジェリア(394万トン)、5位がアンゴラ(178万トン)と続いた。
米国は9位にランクインし、130万トンだった。アジア勢では、中国に続いて、インドネシアが7位(164万トン)に入った。
気になる日本のランキングは?
注目の日本は67万トンで北朝鮮やコンゴなどをおさえて、18位だった。
2021年産の国内の状況をめぐっては、九州・沖縄で2018年に確認され、全国的に被害が広がった「サツマイモ基腐(もとぐされ)病」が影響。全国トップの主産地である鹿児島県の減産などが響き、5年連続の減少となっていた。
ただ、日本の2022年産を巡っては、6年ぶりに増加に転じ、前年産比6%増の71万700トンに上っている。FAOは2022年分のデータをまだ公表していないが、日本が位置する20位前後は各国が拮抗しており、順位の変動が見込まれる。