紀ノ国屋の売り場で見つけた……「まさか」のサツマイモグミ


【レビュー】まさか、グミにまでなるとは――。サツマイモのシーズンを迎えています。過日、「紀ノ国屋」の売り場でめずらしい商品をみつけました。「さつまいもソフトグミ」という商品です。近年のサツマイモ人気で多様なスイーツが登場していますが、製造・販売元では昨年から新商品として売り出しているようです。編集部では早速、購入して味わってみました。食べ進めると、思わぬ妄想も広がって……。【さつまいもニュースONLINE編集部】

2種類のグミをパッケージ

製造元は山梨県甲府市の八雲製菓。甘納豆をはじめ、ペクチンゼリーやボンボンなどの製造を手掛けているといいます。販売元は、農産物の生産・加工・販売などのオキス(鹿児島県鹿屋市)。


パッケージによると、サツマイモには紅はるかを使用とのこと。


よくみると、分かるのですが、色の違う2種類が同じパッケージの中に入っており、「蒸し芋グミ」と「焼き芋グミ」だそうです。1粒は1センチあまりで、かわいらしい見た目です。


見た目で蒸し芋グミと焼き芋グミの判別ができなかったのですが、味わってみると、たしかに違いを感じました。

色の薄い方は、甘みがまろやかでサツマイモの香りを感じられる仕上がり。濃い方は、より強いサツマイモの香りとかすかな酸味が感じられました。

おそらく、後者が焼き芋グミかなと編集部員は予想しました。


食感は弾力は控えめで、どちらかといえば、ゼリー菓子に近い印象でした。この食感とサツマイモの香りの組み合わせは、未体験の感動がありました。

また、特筆したいのが、このグミを食べ終わった後、口の中がまさに焼き芋を食べた後のそれになっていることにも気づきました。この感覚を味わいたくて、つい、手が伸びてしまうほど……。


ものめずらしさから購入してみましたが、食べ進めるうちに、パフェやタルトにちりばめたら? パンにはさんだら? などと妄想も広がっていました。

ひょっとすると、数年後には、サツマイモのグミがめずらしくなくなっている世の中もあるのかもと楽しい時間が過ごせたグミでもありました。