サツマイモのさまざまな品種の特徴や魅力について知ってもらおうと、国立の研究機関「農研機構」(本部・茨城県つくば市)とつくば市は23日、「サツマイモ品種のひみつ」と題して同機構の研究員が市民と語り合うサイエンスカフェと呼ばれるイベントを同市内で共催する。品種開発の舞台裏などの話も聞けるという。より深くおイモを知りたい人には注目の芋活イベントになりそうだ。無料だが、事前申し込み制。【さつまいもニュースONLINE編集部】
{getCard} $type={Card Type} $title={こちらもおすすめ}
サツマイモ研究の舞台裏を解説
サイエンスカフェは、一般市民と、科学者や研究者を結び、科学への理解を身近に深めてもらうコミュニケーションの場として近年、全国各地で開催されている。
同機構と同市は、産出額で同県が国内トップを誇るサツマイモの研究の舞台裏や、さまざまな品種のあるおイモそのものの魅力を多くの市民により深く知ってもらいたいと今回のサイエンスカフェを企画。
品種開発携わる研究者が登壇
講師として、同機構の中日本農業研究センターの温暖地野菜研究領域栽培グループで上級研究員を務め、サツマイモの新たな品種開発の研究に携わる田口和憲さんが登壇する。
田口さんは、収穫量が多くて育てやすかったり、味や形、色がよくなったりするような、作りやすくておいしいサツマイモの開発に取り組んでいるという。
当日は、サツマイモのさまざまな品種の開発を巡って、研究のエピソードも交えながら分かりやすく解説するという。
開催は、午前10時から午後11時半まで。会場は、つくば市内の「食と農の科学館」(同市観音台3丁目1番1号)。
気になる申し込み方法は
15日までにメールを中心として事前申し込みが必要。希望者多数の場合、先着順。申込先は、同機構の中日本農業研究センター広報チーム(koho-carc@ml.affrc.go.jp)まで。
※画像はいずれも農研機構から提供