【レビュー】ヤクルト(東京都港区)が今年度から、紫色素が豊富な「アヤムラサキ」を使用した機能性表示食品「肝(かん)ファイン」の全国販売をスタートさせました。同社によると、肝ファインに含まれる「紫サツマイモ由来アントシアニン」と呼ばれる成分には、「健康な人の健常域でやや高めの肝機能に関連する酵素(AST、γ-GTP) 値の低下に役立つ機能があることが報告されている」といいます。どのような味わいで、おいしく飲み続けられるものなのか味わってみました。【さつまいもニュースONLINE編集部】
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今年度から全国販売に
肝ファインは南関東や近畿、北陸、東海などの一部地域限定で販売していた機能性表示食品の清涼飲料水で、今年度から全国販売に切り替えられました。
「紫サツマイモ由来アントシアニン」を巡っては1本(160グラム)あたり401mgを含有。肝ファインは「(紫サツマイモ由来アントシアニンにより)健康な人の健常域でやや高めの肝機能に関連する酵素値の低下に役立つ」とする機能性について、商品パッケージなどに表示しています(※)。
※編集部注:消費者庁によると、機能性表示食品は事業者責任で科学的根拠を基に機能性を商品などに表示しているものとして同庁に届け出られた食品。いわゆる「トクホ」などと呼ばれる特定保健用食品とは違い、同庁長官による個別審査は受けていない。
紫芋ならではの濃厚な香り
機能性について説明は伝わってきましたが、おいしく飲めるかどうかも、大切なポイント。開封して飲んでみると、見た目通り濃厚な味わい。紫芋ならではの濃厚な香りが特徴ですが、一般的なトマトジュースほどしょっぱくなく、同様にブドウジュースより甘くないといった味わい。
ややとろっとした舌ざわりですが、飲み進めると気づきがありました。意外にも、飲み口がすっきりとしていて甘さやしょっぱさで後味を長く引かないということです。
調べてみると、肝ファインはサツマイモ由来の自然な甘さを生かしていて、砂糖や人工甘味料は使用していないとのこと。濃い紫色の見た目も、着色料は不使用とのことでした。
価格は、税別300円。同社の訪問販売員やオンラインサイト「ヤクルト届けてネット」から注文できます。