岡谷市でシルクスイート育てませんか?市が栽培オーナー募集

画像はいずれも岡谷市提供、一部に処理を施しています

生糸の一大生産地で「糸都(しと)」として栄えた歴史を持つ長野県岡谷市が4月1日から、人気のサツマイモ品種「シルクスイート」の栽培オーナーを募集する。市は糸都の歴史にちなんでシルクの名を冠するシルクスイートの特産品化に力を入れており、その一環。長野県外に住む人を対象に市が管理する畑で収穫体験を行ってもらう。市は、シルクスイートの普及をはじめ、岡谷市の新たなファンづくりにもつなげたい考えだ。募集は4月26日まで。【さつまいもニュースONLINE編集部】


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10組のオーナーを募集

岡谷市は長野県のほぼ中央に位置し、諏訪湖の西岸に面する自治体。栽培オーナー制度は2024年度で3回目。

岡谷市産シルクスイートを広く知ってもらうとともに栽培体験を通じ、岡谷市民とのつながりの創出につなげる。


実施場所は、岡谷市民総合体育館西側の農園。昨年度と同じく、2024年度も10組のオーナーを募集する。

苗の植え付け(6月予定)や収穫(10月予定)以外の時期は市職員が畑を見守り、畑の状況や生育の様子を知らせる。


1組6キロを保証

苗の植え付けは、1組のオーナーに10本の苗を用意。1組当たり6キロのシルクスイートを保証するという。長野県外に住む人が対象で、料金は1組で税込み1500円。

募集は4月1日~26日まで。市農林水産課まで電話かメールで申し込む。電話は、0266(23)4811(内線1487)。メールは、nourin@city.okaya.lg.jpまで。